私たちの物語と使命 (Our Story and Mission)
「Hana Weft(ハナウェフト)」は、日本の伝統的な織物技術を守り、未来へと繋ぐために設立されました。手仕事が持つ温かさ、そして一枚の布に込められた物語を大切にしています。
私たちの使命は、世代を超えて受け継がれてきた繊細な技術と、現代の感性を融合させ、日々の生活に彩りを加える美しいテキスタイルを創造することです。私たちは、単なる製品ではなく、職人の魂が息づく芸術品をお届けしたいと願っています。

職人たちの紹介 (Meet Our Artisans)

高橋 ゆき (Yuki Takahashi)
Hana Weftの設立者であり、リード織物職人。30年以上の経験を持ち、日本の伝統的な手織り技術に深い知識と情熱を注いでいます。

山本 健二 (Kenji Yamamoto)
若手ながらも伝統技術の習得に意欲的で、特に天然染色の分野を担当。新しい色合いの探求に日々挑戦しています。

佐藤 彰子 (Akiko Sato)
Sashiko刺繍の専門家。緻密な手仕事で布に命を吹き込み、一つ一つの作品に物語を織り込んでいます。
糸から布へ (From Thread to Cloth)
1 染色 (Dyeing)

上質な絹や綿の糸を選び、季節の植物から抽出した天然染料を用いて、一つ一つ丁寧に手作業で染め上げていきます。深く豊かな色合いは、自然からの恵みです。
2 織機準備 (Loom Preparation)

染め上がった糸を、伝統的な手織り機に慎重にセットします。経糸(たていと)を張る作業は、布の品質を左右する非常に重要な工程です。熟練の技と集中力が求められます。
3 織り (Weaving)

一糸一糸、心を込めてゆっくりと織り進めます。手動の織機から生まれる布は、工業製品にはない独特の風合いと温かみがあります。この瞬間、平らな糸が美しいテキスタイルへと姿を変えていきます。
4 仕上げと検査 (Finishing and Inspection)

織り上がった布は、丁寧に洗浄され、仕上げ加工が施されます。その後、熟練の目によって一点一点厳しく品質を検査。Hana Weftの基準を満たした作品だけが、お客様の元へと届けられます。
「Hana Weft」という名に込めた思い
「Hana(華/花)」は日本の美意識における花々や、華やかな織物を意味し、「Weft(ウェフト)」は織物の横糸(緯糸)を指します。私たちは、この横糸のように、人々の暮らしに彩りや喜びを織り交ぜ、美しい花を咲かせたいという願いを込めています。伝統と革新が交差するHana Weftの作品を通して、日本の豊かな文化と手仕事の魅力を世界に発信していきます。